#調査公開「フリーランス白書2021」フリーランスの最新実態調査~今とこれから~

昨年2020年は6月の一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会年次報告会で、コロナ禍によるフリーランスへの影響についての実態調査も織り込み公表した「フリーランス白書」ですが、今年は例年通り年度内の発表となりました。

2~3月に発表することの意味は、フリーランスをめぐる環境整備に関係する各関係機関の翌年度の取り組みを考える際の参考にして頂くためです。今回のデータも、フリーランスをめぐる環境整備に少しでも役に立てばと願います。

今年のテーマは大きく3つ。

第一部で2018年より毎年聴取している質問を、定点観測としてきいています。

第二部ではやはり今一番関心が高い、コロナ禍の現状について。昨年の調査時点から約7ヶ月後、事業の決算時期を見据えた年間での影響について可視化しました。

第三部は人生100年時代が叫ばれる中、フリーランスはどのようなキャリア構築を目指しているのか。一体何歳までどのような働き方をしようと思っているのか。年代ごとに折れ線グラフで表してみました。

そして最後となる第四部では、働き方の流動化が高まる中で、現在の働き方に左右される社会保障制度の在り方に対する意識調査を行っています。

安定志向が強い人だけが会社員を望むという世の中になってしまうと、企業としても社会としてもリスクであるのかもしれません。

自分のミッションや優先順位と企業、社会からのニーズの接点で、働き方が選べる未来のために、民間問わずみんなで考えていきたいものです。

フリーランス白書2021

#執筆記事紹介「データ小噺 はくしょのじかん」

2019年春から一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会事務局に参加して、毎年発行されるフリーランスの最新実態を明らかにするホワイトペーパー「フリーランス白書」の作成にかかわらせていただいています。

1日24時間をどう効果的に活用するかがとても大事で、時間に対する考え方がシビアであるフリーランスのみなさん数百名が、貴重な時間を割いて答えてくださった回答結果をひとりでも多くの方に知っていただきたい!そんな想いで、フリーランス協会編集部のみなさんにご指導いただきながら、「フリーランス白書」の内容を小さなトピックスに分けて読み解く記事を書かせていただきました。

現在第2回までの公開となっております。
ぜひお時間のあるときや、フリーランスについてもう少し詳しく知りたい、自分もフリーランスだけど全体はどうなっているか知りたい、などのお考えがあるときにお読みいただければ幸いです。

第1回 フリーランスになるには何歳がいいの?〜データで読み解く「30代・40代・50代」の満足度や課題〜

第2回 ベテランフリーランスは何が違う?〜データで読み解くフリーランス歴別の満足度〜